よくある質問
- クレーンの点検を社内で行いたいのですが、何か資格は必要ですか?
- クレーンの点検に必要な資格・免許は定められていませんが、巻上機・クレーンに関する、 電気・機械の専門知識や技術を持っている作業員が必要です。 アドバイスも致しますので、遠慮なく弊社にご相談下さい。
- クレーンの点検項目について教えてください。
- クレーン等安全規則に定められている定期自主検査には、「1月以内にごとに1回」定期的に行う「月次検査」 「1年以内ごとに1回」定期的に行う「年次検査」があり、その記録を3年間保存しなくてはなりません。 その点検項目はクレーンの形状によって変わりますが、ブレーキ・ワイヤロープ・滑車・安全装置など クレーンを安全に使用するために必要な箇所を点検する必要があります。 もちろん、クレーンの定格荷重に関係なく点検を行わなければなりません。 なお、クレーン等安全規則にはこれら定期自主検査の他に、記録の保存義務はありませんが 始業前に行うべき「作業開始前の点検」、クレーンの検査証の有効期間内に受験する「性能検査」 暴風・地震の後に実施する「暴風後等の点検」を実施するように規定されています。
- クレーンを運転するために必要な資格は何がありますか?
- クレーンの運転に必要な免許・資格は4種類あります。詳しくは下の表をご覧ください。
なお、移動式クレーンの資格では天井クレーン・橋形クレーン・ジブクレーン等の運転はできません。
クレーンの運転業務には、必ず有資格者が従事してください。(クレーン等安全規則第21条・22条) - 業者によってクレーンの点検に差はあるの?
- クレーン等安全規則に定められている定期自主検査には、それに沿った点検項目により点検致しますので 項目だけ見れば差はありませんが、弊社の感想として点検内容に差が生じる場合を感じます。 例えば、分解して点検する事もあれば計測、触診で判断する場合も御座います。 弊社では、お客様のクレーン稼働状況や環境と予算に応じた打ち合わせをし、最善策を提案致します。
※1:「床上運転式」とは、床上で運転し、かつ、当該運転をする者がクレーンの走行とともに 移動する方式のことです。(図1及び図2)
※2:「床上操作式」とは、床上で運転し、かつ、当該運転をする者が荷の移動とともに 移動する方式のことです。(図3)